「将来は化学の道へ」
ロボット教室で培った理系分野への好奇心

東京大学

川上 航太郞さん

富山県富山教室

新聞にロボット教室の広告が載っているのを母が見つけて、「体験に行ってみたら?」と勧めてくれました。小さなころからブロックやモノづくりが好きだったので、体験授業も楽しく、入会することになったと記憶しています。ロボプロにも進級し、中学2年生まで通っていました。
現在は東京大学の理学部化学科に進み、研究やプログラミングにも親しんでいます。

先生とロボットの改造をしたことが
一番の思い出

画像上からロボット教室プライマリーコースの「モッテクテク」とロボプロ1年目の「オムニホイール」

特に面白かったのは、毎月2回あるなかの「改造」の授業です。富山教室の先生も、先生なりの改造ロボットを見せてくださり、一緒に「ああでもない、こうでもない」と言いながらオリジナルのロボットを創り上げていったことが面白かったです。
また、ロボット教室で印象に残っているのは、重りを置くと、その重さでスイッチが動作して前に進むことができる「モッテクテク」というロボットです。あまり重たいものを置くと前に倒れてしまうため、シャフトをいっぱい使って、後ろに重りを付けることで前に倒れないように工夫しました。先生がそれを見て「いいね」と言ってくださり、さらに重たい重りを作ってくれたので、より良く工夫できたことが印象的でした。

ロボティクスプロフェッサーコース(以下、ロボプロ)では、「オムニホイール」というロボットを覚えています。タッチセンサーを使ったり、プログラミングで「もし○○だったら」などのコードを自分で打ち込んだりと、実践的な学習をしたと記憶しています。
また、ロボプロでは、前から見た図や後ろから見た図を描く「作図」の授業もあったのですが、立体に慣れるまでが大変でした。ロボット教室のブロックとは違い、穴がたくさん開いたボードにネジなどを留めていくので、組み立ても高度だったと思います。

中学生のころに
「数学が好き」から「得意」に

中学2年生か3年生くらいの時に、「数学が好きだな」と感じて、そこから得意になっていったように思います。もしかしたら、ロボット教室での経験が生かされていたのかもしれません。また、両親が小さいころから、理数系の分野にふれる機会を多く与えてくれたと思います。
高校は富山県の富山高校に進学し、1年生の時から東京大学(以下、東大)を目指し始めて、そのままストレートで入学しました。東大に入ってからも数学や化学を勉強することが好きだったので、自分の成績も考慮して大学2年生の時に理学部化学科に進むことを決めました。

僕は現在、東大の理学部化学科に通っているのですが、最近プログラミングを始めてみて、考え方が生かされているなと感じますし、分子のモデルを作って方程式を解くことにも、プログラミングが役立ちそうだなと思います。プログラミングは、かっこを閉じ忘れただけで動作しないなどの難しさはありますが、構造などは、昔ロボプロで習っていたことと似ているので、抵抗なく学べています。

化学の分野で新しいものを生み出す
気持ちが芽吹く

大学では、研究やプログラミングなどの学習を進めながら、サークル活動として芋の魅力を発信する「IMO project」とスペインの民族舞踊であるフラメンコを踊る「東京大学フラメンコ舞踏団」に在籍していて、最近は「トロピカルフルーツ研究会」にも参加しようかなと思っています!新しい文化を学ぶことは刺激になりますし、美味しいものも食べられるので楽しいです(笑)。
理学部の化学科に進んだ理由としては、将来は大学院に進んで研究職に就くことを考えていて、化学は物質の掛け合わせで新しいものを作ることができたり、理論を生み出すことができる奥深い分野だと思ったからです。化学の分野から社会課題を解決できるのでは、と期待しています。

後輩たちへひとこと

僕は化学の道に進みたいと思っているのですが、ロボットを作るうえで培った科学的な「追究」や「好奇心」は絶対に役に立つと思っています。また、組み立てる「技能」といった力も身につくはずので、将来どんな仕事に就くとしても──たとえ文系にいったとしても、将来の糧になると思うので「おもしろそうだな」と思ったことをぜひやってみてほしいと思います!

ご両親へひとこと

ロボット教室のほかにもピアノや書道、水泳など色々な習い事をやらせてくれて、有難いなと思っています。自分としては嫌々通っているようなときもあったと思うんですけども、続けていくうえで「楽しいな」と思うことが増えてきて、両親が続けることの大切さを教えてくれました。
直接的に学校や入試に関わる学習も大切ですが、それとは関係ないことのほうが人生を豊かにすると思いますし、小さいうちはそういった経験をした方が勉強にも役立つと思います。両親がそういった豊かさに気付かせてくれて、感謝しています!

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今後もインタビューを続々追加予定ですのでお楽しみに!

子どもたちのアイデアは無限大!

ヒューマンアカデミージュニアのロボット教室では、特に優れた作品を教材として取り入れながら、継続的なカリキュラムのアップデートを続けてきました。来年にはお子さまのアイデアが、全国の子どもたちの教材になるかもしれません。

お近くの教室で体験できます

体験授業用の教材でロボット作りに挑戦していただきます。
また、保護者向けの説明会も行います。

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