遊びの延長線で楽しく学び、
プログラミングの世界に夢中に
友だちの影響で
興味をもったプログラミング
僕がプログラミングを知ったのは、小学生の時の友だちがきっかけです。ロボットは歯車やギアを使って動かすものだと思っていたのですが、友だちに「プログラミングをしたらパソコン上で動かすことができる」と教えてもらったんです。自分で命令して動かすのがおもしろいなと思い、小学校の図書室にあったScratchの入門書などを読んで勉強していました。
ロボティクスプロフェッサーコースは「Arduino」というロボットづくりに特化したプログラミング言語を使っています。最初に「Arduino言語」の羅列を見た時は、あまり英語が得意ではなかったので「やばい!」と焦りました。でも、先生が丁寧に教えてくださったおかげで、少しずつ意味がわかるようになったんです。言語を入力することでプログラムを一つひとつ組み立てているんだと気付いたら、英語への抵抗感も消え、最終的には楽しく学べるようになっていました。
先生が「楽しみの延長線上」に
「学び」をつくってくれた
ロボット教室でお世話になった岡本先生は、僕たちが楽しめるように指導してくださっていました。先生方は僕たちの興味をくすぐるのが上手で、「授業」というよりは「遊びの延長線上」という感覚でした。楽しんで遊んでいたら知らないうちにそれが学びになっていた感じです。音楽を鳴らす課題では、どんな音楽を鳴らすかも自分で決められたので自由にできました。自分で興味をもったことを、楽しみながら、しかも自由にできたのがうれしかったですね。ゲームではないのですが、ゲームをしているように楽しく学習できました。
ロボティクスプロフェッサーコースは、3ヶ月毎に課題が変わるので幅広くさまざまなことを学べます。でも、課題が変わる度に、前に作ったロボットを崩さなければならないのが少し寂しくて(笑)だけど、同じパーツを使うのに全く違うロボットができあがるのは、とてもおもしろかったです。「自分の手で新しく生まれ変わらせるんだ!」と、作業中はいつもワクワクしていました。
バックアップしてくれる両親に感謝
取材のために集まってくれた修了生のみなさん。恩師の岡本先生と教室で記念撮影。
現在は神戸市立工業高等専門学校の電子工学科に通っています。進路を決めたのは中学2年生の時です。僕は何かやりたいことがあってもすぐに口に出さず、本当にやる必要があるのか熟考してから人に話すタイプ。高専のことも、自分の中で固まってから親に話しました。工業系だし偏差値も高いので不安もありましたが、応援してくれましたね。思い返してみると、ロボット教室に入会したのは親の勧め。僕がプログラミングに興味があることを知ってくれていたのだと思います。両親はいつも僕のことを全力でバックアップしてくれるので、本当に感謝しています。
学校では電子計算機部に所属していて、日本ゲーム大賞に向けてゲームづくりをしています。夜中でも、自宅で仲間と通話をつないで作業を進めるくらい夢中になっていますね。ゲームやロボットは作ってみないとわからない。やってみてダメだったの繰り返しで、自分が求めているところまではなかなか辿り着きません。ただ、完成に近づけるための方法はロボプロや学校で身につけられたと思っています。これからもまだまだ技術を学んでいきたいですね。
他の修了生のインタビュー
今後もインタビューを続々追加予定ですのでお楽しみに!
子どもたちのアイデアは無限大!
ヒューマンアカデミージュニアのロボット教室では、特に優れた作品を教材として取り入れながら、継続的なカリキュラムのアップデートを続けてきました。来年にはお子さまのアイデアが、全国の子どもたちの教材になるかもしれません。
お近くの教室で体験できます
体験授業用の教材でロボット作りに挑戦していただきます。
また、保護者向けの説明会も行います。