大会レポート・フォトギャラリー

V-CatchのVはvirtualから取っています。
その名の通り、このグローブを使えば仮想空間上のものを掴めてしまいます。
5本指の角度をグローブでセンシングしてUnity上に3Dで再現し、仮想物体を掴んだときの反発力を計算してグローブ内のモータへフィードバックします。
寝る間を惜しんで作った力作です！
MVPが獲れて、この大会のために頑張ってきたことが認められ、報われたことがうれしいです！

はるかに教材の域を超えていて圧倒されました。
Unityでプログラミングをして、3Dプリンターで部品の成形をして、基盤も作るなど、ロボットの要素すべてを盛り込んだところがすごいと思いました。
仮想空間と現実をつなげるところなど、ここまでくるとあっけにとられるレベルでした。
これからも大いに期待しています。

ただ者ではないプレゼン力で関心しました。 網の構造がゴムの張力と間隔が絶妙ですごかったです。
ネットで他の用途のロボットアームの機構を見て、ピンポン玉をつかむことに応用したところが素晴らしいと思います。

裏でやっている処理はすごく細かいことなので、プログラミングをやったことがない人はよく分からないとなりがちですが、なんとなくやっていることは分かるという非常に分かりやすいプレゼンでした。
毎回違う乱数が出るように工夫し、ロボプロの授業で習ったことだけで自分でゼロから三目並べのプログラミングをしているのはすごいと思いました。

蝶を羽ばたかせる動きだけでもすごいと思ったのですが、それだけでなく、体力がどんどん減っていって、さらに花を近づけたら体力を回復するというアイデアがすごいと思いました。 羽の模様だったり、いろいろな技術を使ってやりたいことを実現していく力に驚きました。
技術力とどう美しく見せるかの工夫が素晴らしかったです。

キットに入っているロボットを物理的に動かすのはモーターしかない中で、ロボットのパーツではないゴムを活用して人間らしい動きを実現したところに脱帽しました。
軽量化やストッパーの使い方など実はアーム型ロボットの基本を押さえていて、それを自分で見つけて実現しているのがすごいと思います。
しなやかな動きで美しかったです。

ゲームが始まった時にロゴが出たり、ゲームの画面がブロックの種類によって色分けされていたり、ジャイロを使って揺らすとブロックが回転するアイデアも素晴らしいと思いました。
ただ動かしただけではない、こだわりが各所に感じられました。
人に遊んでもらうために演出も考えて作ってあり、完成度が高かったです。