ライントレース部門は、色を検知するカラーセンサーを活用したロボットでコースに引かれたオレンジ、グリーン、ブルー、マゼンタの4色のラインを読み取りながら自律走行させるスピード競技です。
従来のライントレースは、黒いラインを正確に読み取りながら走行する競技ですが、4色のカラーラインを使うことによってライントレースを高度化しています。
カーブやクランクなど変化の多いラインに対応できるようにセンサー位置や角度を調整するテクニックと、ラインの色によって速度や移動方向を調整するプログラミング力が試されるスピード競技です。
※ライントレース部門の出場資格は、18歳以下のロボティクスプロフェッサーコースの受講生もしくは修了生の方が対象です。
優勝/MVP賞
優勝
MVP賞
愛知県 国府教室 伊藤 空君(15歳)
伊藤君のコメント
今回作製したマシンは「ギリギリくん」といいます。大きさが大会規定の30㎝に対し29.5㎝とギリギリなことと、コースをギリギリで走り抜けることから名付けました。マシンの特長は、できるだけカラーセンサーを前に出した所と、コンパクトにしながらも安定性が出るようにタイヤを配置した所です。
また、電池交換がしやすいようにフラットに組み立て、ネジの増し締めなどメンテナンス性にも配慮しました。
優勝できたこと、またMVP賞の受賞、本当にうれしいです。
今回、全国大会に出たいと言ったときに、お父さんもお母さんも「受験勉強があるけど、頑張れるのだったら」と背中を押してくれたことに感謝しています。教室の先生も毎日のように付き合ってくれて、一番良いプログラムをつくることができて、本当に感謝しています。
古田先生のコメント
圧倒的でしたね。勝利に対する準備といい、ライントレースでこんなに感動するとは思いませんでした。
伊藤君のロボットは、圧倒的な速さと正確な走行で優勝を果たしました。
走行する環境の変化によって、練習通りの走りにはならずコースアウトするロボットも多い中、伊藤君のロボットはすべての対戦で完走。その高い技術力が古田先生に評価され、MVP賞も受賞となりました。おめでとうございます!
2位
大阪府 狭山池前教室 矢部 雄大君(14歳)
矢部君のコメント
第1回目のロボプロ全国大会に出場できたことをとても光栄に思っています。悔いのないように走れて良かったです。
古田先生のコメント
堅実な走りでした。ほかのライントレースのコンテストに出たら優勝できるレベルです!
3位
岐阜県 西可児教室 田口 貴人君 (13歳)
田口君のコメント
練習のように本番もうまくできたので良かったです。
古田先生のコメント
午前中は成功しなかったけど、昼休みに調整して午後の部で大逆転でしたね!