全国大会
大会レポート・フォトギャラリー
第12回ヒューマンアカデミーロボット教室
全国大会結果発表
MVP
電車の転車台
審査員コメント
180度きれいに回るかドキドキしながら見守っていましたが、本当にきれいに決まりましたね。
タイミングなどすごく丁寧に調整しながらプログラミングして作られたと思います。
こういうものを作りたいという想像力・難しいけどやってみたいという気持ちがあったからこんなすごいロボットを作れたのですね。
今後もそういった気持ちで難しいことも乗り越えて、どんどん新しいものを作っていってほしいなと思います。
アイデアコンテスト
アイデアコンテストは普段使用しているロボットキットを使って製作したオリジナルロボットの完成度を競います。デザイン性やコンセプトのユニークさ、構造や仕組みの工夫などを基準に審査します。
アドバンスコースの部は、プログラミングによるロボットの制御技術が加わります。
今年もアイデアがつまったロボットが集まり、大勢の観客の前での堂々とした発表の数々に審査員も感心しきりでした。
プライマリーコース最優秀賞
ロボカヤック
審査員コメント
非常にかわいくカヤックを漕いでいる様子が再現できています。
カヤックの揺れ、自然に漕いでいるように動いているのが非常に素晴らしいです。
非常に完成度の高いおもしろいロボットだと思いました。
ベーシックコース最優秀賞
酷暑に負けない!!自販機ロボ
審査員コメント
年々レベルが上がってきていて、これがベーシックコースの作品なのかなと驚くような作品でした。
コインの大きさを仕分けできるように考えたり、タッチセンサーを使って開け閉めができるようになっているところなど、自動販売機のリアリティを追求していて、すごいなと思いました。
ミドルコース最優秀賞
ロボダイノ
審査員コメント
うまく恐竜らしさを保ちながら、軽量に作ってあるので軽快な動きができるようになっているのだと思います。
速足になってもちゃんと安定して動いていたので、そこもおもしろいなと思いました。
動き・デザインが非常に秀逸なよく洗練されたロボットでした。
アドバンスコース最優秀賞
ジャンピングロボット
審査員コメント
本当はもう少しジャンプさせようとするところですが、ブロックなので剛性に限界があって苦労もあったんじゃないかなと思います。
数をカウントできるようにするというのはおもしろいアイデアだと思いました。
子どもの縄跳びみたいなほのぼのとしたおもしろい作品だったと思います。
テクニカルコンテスト
テクニカルコンテストは、規定エリア内に寝かせて設置した、ロケットに見立てたトイレットペーパーの芯を一つずつ運び、キットケースのふたの上に置きます。1分間の制限時間内に運んだもののうちキットケースの上に置かれたものを点数化し得点を競います。
難易度の高い課題ながらも各自スピードと正確性を追求したロボットを作り上げ、途中のトラブルも乗り越えながら、白熱のレースが繰り広げられました。
オンラインで!ロボット改造例投稿
日本全国・国外から工夫を凝らした361作品の投稿をいただきました。
たくさんの投稿をありがとうございました!
また、大会当日の抽選会で当選された皆さま、おめでとうございます。
審査委員長 高橋智隆先生の総評
ロボットの魅力というのは、ロボットへの興味から勉強への意欲がわき、ロボットのクリエーター・エンジニア・研究者が誕生する、それだけではなく、ロボットをきっかけに理系教科全般・科学全般に興味を持って、様々な分野に人材が巣立っていくことだと思います。
実際に十何年この教室をやっている中で、素晴らしい卒業生がたくさん出てきて活躍し始めています。私は何十年とロボットを開発してきましたが、ロボットが一人一台、皆がロボットと暮らす未来は、恐らく今日ここにお集まりの子どもたち、過去の卒業生・未来の卒業生と共に作っていくものだと思っています。
ロボット開発の現場で卒業生の皆と再会をして、お互いプロとして仕事ができる日を心待ちにしています。
また、今日の発表を見ていると、こうして全国の仲間と切磋琢磨することで、さらに自分自身の能力を増し、モチベーションを上げることができたのではないでしょうか。
引き続き教室で様々なロボットに取り組み、そして多くのことを学び、科学に興味を持ち、創造的でユニークで楽しい人生を設計していってほしいなと思います。