中学校でプログラミング教育必修化!小学校との違いや授業例を紹介【後編】|こども教育総合研究所
ヒューマンアカデミー こども教育総合研究所

中学校でプログラミング教育必修化!小学校との違いや授業例を紹介【後編】

2020/11/30

プログラミング教育が始まった小学生のお子さまを持つ親御さんの中には、中学校で行うプログラミング教育がどのような内容なのか、気になる方もいらっしゃるのではないでしょうか?前回は、中学校のプログラミング教育のねらいや、小学校のプログラミング教育との違いを紹介しました。後編では、実際にプログラミング教育取り入れた授業がどのような形で行われているのかをご紹介します。

プログラミング教育の授業例

ここからは、中学校のプログラミング教育で行われている授業内容を実際の例と共にご紹介します。

  • 掃除ロボットのプログラミングの工夫を探る

1.掃除ロボットが教室の中を掃除する様子を観察し、「壁や障害物に当たったときの動き」や「部屋を掃除していく順番」など、ロボットがどのように動いているか読み取る。

2.ロボットの動きから、「なぜ形が丸いのか?」等、ロボットの製作者の意図を考える。

3.掃除ロボットのシミュレーターができる既存プログラムの操作方法を理解する。

4.掃除ロボットのプログラムの修正や改善を、より良く掃除できるように修正する。

 

掃除ロボットを使ったプログラミングの授業では、約3時間の授業の中で、ロボットの観察やグループディスカッションを通してプログラミング技術やプログラミングの工夫について理解を促し、シミュレーションでのプログラミング操作を行っているようです。

 

 

  • 地図コンテンツのプログラミングで防災問題を解決する

1.災害の種類や災害が発生したときに起こりうる問題を話し合う。

2.災害が発生したときに必要な情報をどのように見せるべきか、課題の解決策を探る。

3.防災マップの調査などを行い、解決策の具体化を行う。

4.避難に必要なルートや目印などの解決策を、予め用意されたプログラミング教材でプログラムする。

 

 

プログラミング教育では、プログラミングをスキルとして習得することが目的でなく、プログラミングなどのテクノロジーを活用した問題解決能力を伸ばすことに力を入れています。そのため授業中は、地図コンテンツの作成で行った調査のように、身の回りで起こっている問題や解決策をグループで議論する時間があります。生徒はグループディスカッションを通して、多角的に考える「思考力」や「発想力」も養われます。

 

 

  • 自動ドアを制御するプログラミング

1.自動ドアを「こども用品店」に設置した場合、想定される危険や問題を発見・予想する。

2.生徒が考えた問題に対して、解決のためのアイデアを出し合い、課題を設定する。

3.既存の自動ドアのプログラムを修正して、設定した課題をクリアできるか検証する。

4.プログラミングの修正を続け、「こども用品店」に適した自動ドアのプログラミングを完成させる。


実は、このようなプログラミング教育は習い事で早くから養うことができます。ヒューマンアカデミーのロボット教室では、プログラミングを含むロボット製作を通じて、子どもたちが楽しみながら「論理的思考力」や「問題解決力」などのこれからに必要な力を育みます。ぜひ、一度ロボット教室を体験してみてはいかがでしょうか?

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