2019年11月2日(土)日本科学未来館 未来館ホールにて、「第3回ロボプロ全国大会」を開催しました。
総勢15名の選手たちが、ライントレース部門・テーマパフォーマンス部門・Arduino創作部門で熱い戦い(プレゼン)を繰り広げました!今回はライントレース部門で、初のビデオ判定が行われ、同着1位2名となる白熱の展開となりました!
出場選手の皆様、ご家族、ご関係者の皆様、お疲れ様でした!
素晴らしいものを見せていただきました。
徹夜続きで疲れていたのですが、とても元気になりました!
皆のような子どもたちがいるから、僕も頑張ろうという気持ちになります。選手の皆を支えてくれているご家族の方々、関係者の皆様、本当にありがとうございます。
ロボプロに携わっている皆は、これで終わりだと思ってはいけません。「自分は負けじゃない!」と思ったら負けではないし、「これで終わりじゃない!」と思ったら終わりじゃないんです。ロボット技術なんて果てがないんですから。
料理人は、料理ができることを自慢しませんよね?
"提供する空間をどう素晴らしいものにするか"に力を入れますよね?ロボット開発もそれと同じです。ロボット技術を高めるのは当然で、その更に上を目指してほしいと思います。
どんなロボットを作ったら世の中のためになるか…?
それは教科書には書いてありません。机に向かって同じ作業をしても、ダメなんです。ロボットと関係ないことをして、普段使わない脳を活性化させることも大切です。様々な経験をして、発想力を高めていってほしいと願っています。
テーマパフォーマンス部門 最優秀賞/MVP賞
岐阜県 西可児教室 熊谷 拓海さん(中1)
テーマパフォーマンス部門 最優秀賞
作品名『アーチェリーロボ』
古田先生からのコメント
彼の作品は、とても動作が難しく、難易度の高いデモンストレーションをやったということプラス、その背後にある技術力がとても高かった。技術力と企画力と見せ方、全てが素晴らしかったので、最優秀賞となりました。
胸張って自慢していいと思います!
そしてMVPは瞬間的に決まりました。
すべての要素でレベルが高かったです。とにかく素晴らしいとしか言いようがなかったです!
ライントレース部門 優勝
愛知県 国府教室 戸田 有哉さん(中3)
東京都 東陽町教室 中島 智畝さん(中3)
今年のライントレース部門決勝は、白熱した戦いが繰り広げられ、なんと同着!
審判の目検では判断できないほどの接戦だったため、100分の1秒を記録できる動画を活用した判定により、大会史上初の同着優勝となりました!
古田先生のコメント
当日の走行環境に合わせてパラメータを調整したり、臨機応変に対応していて驚きました。素晴らしい才能です!
Arduino創作部門 最優秀賞
愛知県 国府教室 伊藤 空さん(高2)
作品名『おみやげ爆弾』
古田先生のコメント
デモンストレーションは、「子ども向けにした」ということで控えめでしたがプロから見るとレベルの高いことをしている作品でした。ボンベ、さまざまなデバイス、それをArduinoにつなげて全部調和させて動かしている。
技術力を評価して最優秀賞を贈ります!
第3回ロボプロ全国大会 約4分30秒のダイジェスト動画です。