香川県から秋田県に来て、国際教養大学に進学しました。新卒でユニクロに入社をしたのですが、その後教育分野にたずさわりたいと考えました。家庭教師のアルバイトをしているなか、将来は自分の塾を作りたいと思うようになり、オーストラリア滞在を経て、母校の大学院への進学を決めました。そこで英語教育を学びつつ、在学中から学習塾をスタート。自習中心に“一人ひとりが考えて成長していける”学習塾を作りたい、と考え開塾しました。ワーキングホリデーや留学の経験もあったので、英語を中心としながら、全教科対応で指導しています。ちょうど半年経ったころ、「ロボット教室」をお声がけいただいたのがヒューマンさんとの出会いです。

小学校高学年〜高校生・既卒生まで、自習をメインとした学習指導をさせてもらっています。学習管理・目標の設定・テスト対策、また随時質問・相談対応をしています。本人がやりたいだけやれるよう、トレーニングジムのサブスクリプションのように、月々定額で「何日来ても、何時間来てもいいですよ」という形をとっています。建物は2階建てなので、上の階は自習室と高校生専用の部屋があり、下の階には教室を設けて、ヒューマンさんの習い事をやっています。小学生の塾生には、塾と一緒にヒューマスをやってもらうことを勧めていて、現状全員が併用してもらっています。

生徒は小学校1年生〜6年生の12名で、うち3名が塾生です。ロボット教室や、プログラミング教室と一緒に通われている生徒さんが多いですね。週１回木曜日に、16時〜18時（2時間）という枠を設けさせていただいて、好きな時間に来て、好きなだけやったら帰るという流れです。お迎えまでの時間に学校の宿題をやる子も多くいます。

「始まりますよ」とSVの方から案内を受けたのがきっかけですね。割と早めに「ぜひ、やりたい」と手を挙げました。昨年の4月にこの教室に移転をしたタイミングで“サービスをガチっとかためたい”という思いがありました。なので、サイエンスゲーツと一緒に、新しく取り扱いさせていただきたい！ 自塾の自習学習に入る前の年齢のお子さんに、まずは好きなことで、自分で手を動かしながら勉強に取り組んでもらいたい！ そして、長い時間集中できる力をつけて欲しい！ という想いで、ヒューマスも始めました。

また、「計算が速くない、正確じゃない」という現状を多く見てきました。それが原因で数学や理科に苦戦するという状況。分数や小数、割合を苦労しないで計算できることが、すごく大事だなと思ったんです。ヒューマスなら、「小さい頃から当たり前のように毎日計算練習するんだよ」ということが、習慣づけられそうだなと思って、導入させていただきました。導入後、保護者の方からも「丸つけがいらない」という点もすごく喜んでいただいています。教室の負担もそこまで大きくないのは助かります。

「文章題が苦手なんです……」とよく相談を受ける機会が多いのですが、そもそもの計算力が低いと、文章を読む余裕がなかったり、正しく式をたてたにも関わらず間違えてしまうこともありますよね。まずは「計算を正しく素早くやる」「計算に対する苦手意識や、面倒だという意識をなくして欲しい」「数字を扱うことへのハードルを下げたい」という想いがありましたね。まずは計算に自信が持てれば、“さらに次のステップ”に行くきっかけになると思い、始めました。

もちろんお子さんによるのですが、ヒューマスをやることが「その子の“生活の中の一部”になっている」ことが大きな変化。そういった習慣化に向けて、ご家庭がサポートしてくださっています。今後、中学校に入ってから必要となる“自分で勉強する力をつける”という点で、すごく活かされているんじゃないでしょうか。強制ではないけれど、「ちょっと導いてあげて、最終的には自分の意志で決めて、やる！」という変化が見え始めてきたのは嬉しいです。

まず早いうちから「自立した学習習慣」を、ヒューマンアカデミーさんのSTEAM教育を通じて育んで欲しい。そこから気に入って5、6年生になった時に、塾にも来てもらえると嬉しいですね。長く関わってきた生徒さんなので、私としても教えやすいですし、「自学自習の習慣化ができはじめている生徒さんが来てくれる」、といった流れを作りたい。
また、STEAM教室を、秋田市のもっと多くの人に知ってもらって、たくさんの人に通ってもらいたい。今より2倍くらいの生徒さんに通って欲しいですね。ヒューマスは基本、ご家庭でやってきてもらうのが主なので、もっともっと生徒を増やせるポテンシャルがあるコンテンツだなと思っています。

私の大学時代の環境の影響もありますが、自分でどんどん情報を収集しないといけないし、人に頼るという力も必要。「英語で授業をして、寮生活をして、留学をする」、といった経験をとおして、自分自身で工夫をしてきました。“なりたい自分に向かって努力をする”というのは、よい経験だった。アパレルに入って店長をやり、その後会社を辞めた後も、「塾をやっていこう」と思えたんです。それは、色々な体験や前職を通して、「目標や理念があって、それを叶えるためには何が必要か？」という発想が身についていたからかもしれません。

ヒューマスは思っていたより導入や指導の面で難しい事はなく、ハードルはそこまで高くありません。「勉強を教える事・習慣化する・生徒とコミュニケーションをとる」といった“大事なことにウェイトを置いて”指導できるのがメリット。一方、「教材を準備する・採点をする・成績表をつける」という、“作業”の部分が自動化されている、素晴らしいツールです。
生徒や保護者様と“1対1”の時間が取れる、魅力的なコンテンツですね。少ない人数からでもできるのも、良いところだと思います。人対人の大事なところを先生がサポートできる、正しいIT技術の活用法だと思います。

さんすうを扱った教材で、低学年の子からみることができるものは少ない。なので、こういう教材が生まれて、活用させていただけるのはありがたいことです。ヒューマスは素晴らしいコンテンツなので、これからもっともっと広まって、自分で学習できる子を増やしていって欲しいですね。