【792名の保護者に聞きました】幼少期からのSTEAM教育と文理選択
2026/05/13
新年度や進級の時期、保護者の皆さまにとってはお子さまの「将来の進路」や「文理選択」について考える機会も多いのではないでしょうか。
文部科学省が、現在の約35%にとどまる理系進学率を「5割(50%)」へと引き上げる目標を掲げる中、これからの時代を生き抜くための理数系スキルへの注目が高まっています。
この度、ヒューマンアカデミーこども教育総合研究所では、ヒューマンアカデミージュニア(ロボット教室、こどもプログラミング教室等)の在籍生および修了生の保護者の方などを対象に、「お子さまの進学・活動に関する調査」を実施しました。
幼少期からのSTEAM教育が、お子さまの進路や将来にどのような影響を与えるのか、調査結果を詳しく見ていきましょう。
【調査概要】
調査対象: ヒューマンアカデミージュニア教室の在籍生・修了生・休会者の保護者(本人回答含む)
有効回答数: 792名
調査期間: 2025年12月26日~2026年4月13日
調査項目: 理系進路の選択状況、教室での学習が進路決定に与えた影響、教室での学習を通して身についたと感じる力 など
進路選択が本格化する高校生以上、7割超が「理系」を選択!
「理系科目を選択している、または将来的に理系の進路に進みたいと考えていますか」という問いに対し、中学生以上の55.4%が「はい(理系)」と回答しました。
さらに、進路選択がより具体化する「高校生以上(高専生・大学生・社会人含む)」に絞ってみると、なんと73.6%にまで達する結果となりました。これは全国平均(約35%)を大きく上回る数字です。
日本の教育現場では、高校の文理選択で一度「文系」を選ぶと理数科目の履修が減り、理系学部への進学が難しくなる「パイプラインの寸断」が課題とされています。しかし、幼少期からロボットやプログラミングに触れている子どもたちは、早期に技術への関心を確立しているため、この分岐点で迷うことなく理系を選択する傾向が強いことが分かります。
ロボットプログラミングの学習が理系選択に直結!
続いて、中学生以上177名に「ヒューマンアカデミージュニアの教室での学習が受験や進路決定に影響しましたか」という質問を行ったところ、理系進路を選択した層の約60%が「影響した」と回答しており、非常に強い結びつきがあることが確認されました。
「自分で動くものを作れた」という成功体験や、失敗しても何度もやり直す試行錯誤の経験が自信となって進路選択を後押ししているようです。
「高度IT人材の資質」が身についていることを実感
小学生以上を対象に「教室での学習を通して、どのような力が身についたと感じられますか(複数回答あり)」と聞いたところ、特に回答が多かったトップ3は以下の通りでした。
1.空間認識能力・図形への理解
2.集中力・没頭する力
3.論理的思考力(ロジカルシンキング)
※688件の回答
これらはまさに、政府が2030年に向けて育成を急ぐ「先端IT人材」や「高度情報専門人材」に不可欠な資質とぴったり重なります。
将来社会に出たときに必要な「一生モノの基礎力」が、楽しみながら自然と養われていることが分かりますね。
最後に、アンケートのフリーコメントをご紹介します。
教室での体験が単なる習い事に留まらず、明確な将来の目標形成に直接つながっている具体的なエピソードが多数寄せられました。
・「NHK高専ロボコン全国大会優勝。東京大学に編入することができました。これからもロボットの研究を続けていくと思います。」(ロボプロ修了生)
・「物理チャレンジ2025銅賞・国際物理オリンピック日本代表候補など」(ロボット修了生)
・「小学生の頃から自分が作りたいロボットを作ることが出来て、それがいつのまにか自身のライフワークとなり、大学でロボット工学を専攻することに全く迷いが無かった。」(ロボット教室全国大会MVP受賞者)
学校教育と習い事などの課外活動を上手く組み合わせて、お子さまの純粋な「好き」や「好奇心」を大切に育てていくことが、未来の可能性を大きく広げる鍵となりそうです。
