保育所直伝!おうちや公園で簡単にできる知育遊び
2020/08/07
好奇心とチャレンジ精神いっぱいで、もくもくと何かを作り続ける子どもたち。
夢中になって遊んでいるうちに、できなかったことができるようになったり、前の日よりも上手になっていく子どもたちの姿を、保育の現場ではつぶさに見ることができます。
今回は、神奈川県を中心に24の認可保育園(2020年8月現在)を運営するヒューマンスターチャイルド株式会社より、保育現場の知見を活かした「遊」びながら「知」育になる遊び「あそ*し*あそ」な遊びを紹介していきます!
2歳~6歳くらいまでのお子さまを持つママ・パパが、ご自宅や公園などでできる知育遊びの事例集として、ぜひご活用ください。
おうちや公園でお子さまと知育遊び!【かざして、あつめてもようの採集―基本編―】
【用意するもの】
・好きな紙(新聞紙や色画用紙、折り紙などさまざまな紙で試してみてください)
・ハサミやカッター(紙を切り抜く道具を用意してください)
【あそび方】
まず、好きな紙を半分に折って、いろいろな形に切り抜きます。
※お子さまが小さい場合は、形の切抜きまでを保護者の方がやってあげてください。丸や四角などお子さまが切抜きやすい形でも楽しめます。
※最初に切り抜きたい絵を描いてから、中心で半分に折って線をなぞるように切るとキレイに切れます。
今回はちょうちょの形に切ってみました!ネコやウサギなど動物の形も人気があります。
出来上がった形をおうちのじゅうたんや外の植物など、周りの景色にかざしてみましょう!さまざまな模様を探しに、お散歩に出かけても良いですね。
また、お子さまに下記のような声掛けをしてあげて、想像力を膨らませてあげてください。
【声掛け例】
「この形はな~んだ?」
切り取った紙を見せながら、いろんな角度に回しながら見せてあげるとさまざまな見え方が見つかると思います。
「のぞいてごらん!何が見えるかな~~~?」
対象物(もよう)を見やすいように声掛けをしてあげると、お子さまが注目してくれやすくなります。
普段は気にも留めないような柄や表面のデコボコも、輪郭が変わると動物や果物などさまざまなものに見えてきます。大人が考えもしなかった新しい答えをくれるかもしれません。
そのようなお子さまの自由な発想力を、ママやパパ、おじいちゃんやおばあちゃんなど身近な大人が褒めてあげることで、お子さまの自己肯定感や自尊心を育てることにつながります。
もっと知育遊び!慣れてきたら応用編にもチャレンジしてみましょう
お子さまが慣れてきたら、さらに知育遊びを進めてみます。
まずは先ほどと同じ要領で、さまざまな形に切っていきます。
今回は恐竜の形に切り抜いてみました。電車や車など乗り物の形も良さそうですね!
お子さまにクイズ形式で「これは何の恐竜かな~?」と問いかけをしてみます。
お子さまが悩んで答えられなくなった場合は、無理に聞き出そうとせず「じゃーん!アボカドザウルスでした!」とすぐに答えを出しても構いません。ここでは、自由な答えでいいんだよ、というお手本を見せてあげることで、次第にお子さまも自由に答えられるようになります。
お子さま本来の発想力や個性を育むと同時に、固定概念に縛られないコミュニケーションにつながりますね。
そのほか果物や植物など、さまざまな形を試してみてもいいですね。出来上がった恐竜の鳴き声や、フルーツの味まで想像して、さらなる想像の世界に発展させてみてください!
また、「デコボコ」や「ふわふわ」、「ギザギザ」などさまざまな素材にさわって、言葉にしたり想像したりすることで、子ども本来の豊かな感覚やイメージ力を養うことにもつながります。ものの形や色、触り心地など、それぞれの感覚からイメージして、自由に見立てていきましょう。
【遊びのポイント】
●モチーフのサイズを変えて(大・小サイズ)、覗いてみるのも面白いです。
●あえて難しいものを対象物にすると、子どもの観察力や想像力がさらに膨らみます。
いかがでしょうか?お子さまとのコミュニケーションやコーチングの仕方など、子育てのお悩みは尽きないこととお察しします。忙しい毎日のなかで、なかなか子どもとの時間がとれないこともあるかもしれません。
休日や家族団らんなどのちょっとしたタイミングに、こうした知育遊びを意識的に取り入れて、ぜひ親子のコミュニケーションにもご活用いただけたら嬉しく思います。
本記事の提供元
知育ブランド「あそ*し*あそ」
「あそび」の中に「しる」がある”というコンセプトのもと、ヒューマンスターチャイルド株式会社が新たに立ち上げた知育ブランド。子どもたちの無意識の行動や仕草に目を向けながら、保育の現場をじっくりと観察し、子どもたちが夢中になって遊ぶ中で“いつの間にか”学びが発生するような知育玩具などの開発を行っています。
「あそ*し*あそ」のインスタグラムではさまざまな知育遊びをご紹介しています。
「あそ*し*あそ」のインスタグラムではさまざまな知育遊びをご紹介しています。
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ヒューマンスターチャイルド株式会社
2004年に横浜市青葉区で認可保育所「スターチャイルド 江田ナーサリー」を開園したのを皮切りに、「スターチャイルド」のブランドで、保育所の需要が大きい横浜市、川崎市、さいたま市の3市で認可保育所24園を運営するほか、首都圏エリアで事業所内保育所5園を受託運営(2020年8月現在)。デザイン性の高い施設や食材にこだわった給食など、安全で工夫を凝らした保育環境が特長。また、グループ会社「ヒューマンアカデミー」のノウハウを結集した独自研修プログラムなど、保育士の研修や保育研究にも力を入れ、品質の高い保育サービスを目指しています。
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