「理科実験教室」で学んだ理科実験を独自の視点でさらに掘り下げ、その研究結果を、模造紙を使い、10分以内でプレゼンする本コンテスト。予選を勝ち抜いてきた3組4名の白衣に身を包んだ子どもが登場しました。
お名前 | 教室名 | 学年 | 研究テーマ |
原 和輝くん | 大阪府 狭山池前教室 | 小学校3年生 | 理科の楽しさを沢山の人に知ってもらいたい |
長谷川 拓巳くん | 大阪府 狭山池前教室 | 小学校3年生 | |
林 惇也くん | 神奈川県 イトーヨーカドー相模原教室 | 小学校3年生 | 鏡のふしぎ |
木谷 康希くん |
愛知県 川名教室 | 小学校4年生 | いろいろな結晶を作ろう! |
最初に発表を行ったのは、大阪府にある狭山池前教室に通う、原和輝くん(小学校3年生)と長谷川拓巳くん(小学校3年生)のペア。研究テーマは「理科の楽しさを沢山の人に知ってもらいたい!」。入浴剤の炭酸ガスを利用して、ロケットをとばす実験を学校で行い、友達に理科の楽しさを伝えました。
次に発表を行ったのは、神奈川県にあるイトーヨーカドー相模原教室に通う、林惇也くん(小学校3年生)。研究テーマは「鏡のふしぎ」。鏡を使った、コインが消える貯金箱や潜望鏡などを作り、発表しました。
最後に発表を行ったのは、愛知県にある川名教室に通う、木谷康希くん(小学校4年生)。研究テーマは「いろいろな結晶を作ろう!」。尿素や重そうを使って結晶を作ったことで興味が湧き、「2つのものを足して結晶を作るとどうなるのか?」を実験し、その結果を発表しました。
最優秀賞に選ばれたのは、結晶を作る実験を発表してくれた、木谷康希くん。「授業で作った結晶がふわふわしていて興味深く、色々な結晶を見てみたいと思い、2つのものを混ぜるとどうなるのか実験してみました」と研究の動機を語った木谷くん。さらに「今回の実験の結果、2つのものを混ぜると新しい結晶ができることが分かったので、次は顕微鏡を使って実験してみたい」と次の実験に意欲を見せていました。
実験審査委員長の柳田理科雄先生からも「教室でやった実験を基に、発想を広げていったこの発表は、未来も見据えていて、科学の心にいちばん近いと感じた。ぜひ次の一歩、顕微鏡を使った実験に踏み出して欲しい」という選評とエールをいただきました。トロフィーを手にした木谷くんは緊張した面持ちで「とてもうれしいです」と受賞の感想を答えてくれました。