「知らないことを知るおもしろさ」が
学びの原動力
小学3年生の時から親交のある岡本先生
小学3年生から3年間、ヒューマンアカデミージュニア理科実験教室(現:科学教室)に通っていました。そこで出会ったのが岡本先生。岡本先生には、中学1年生から通い始めたロボティクスプロフェッサーコースでも引き続きご指導いただきました。
生徒に思考させる余白を残すのが岡本先生の指導法。たとえば、1から10までステップがあるとしたら、全部を教えてしまうのではなく3か4くらいまで教えて、残りの6は自分たちで考え、発見させるようなイメージです。先生のもとで学び始めた頃は、最後まで答えを教えてくれないことにもどかしさを感じていましたが、そのおかげで、試行錯誤しながら自分なりの答えを導き出せるようになりました。
難しい作業も
“知らないことを知る”意欲で乗り越えた
ロボティクスプロフェッサーコースで一番苦労したロボットは『アームロボット』です。アームをコントローラーで操縦して、物を掴んだり運んだりするロボットですが、動き方一つひとつをプログラミングで命令させることがとても大変でした。
『アームロボット』だけでなく他のロボットの製作においても、難しさを感じることが度々ありました。少し数値をいじっただけで全然違う動きをすることもあるので、時には先生の手助けをいただきながら、頑張って最後まで完成させていました。でも、自分の知らないことを知る・わかるようになるというのは、やっぱりおもしろい。理科実験教室でも感じていましたが、「知らないことを知るおもしろさ」が僕の原動力なのかもしれません。ロボプロも、そのおもしろさにワクワクしながら夢中で取り組んでいましたね。
ロボットづくりに
青春を捧げる仲間との出会いが楽しみ!
取材のために集まってくれた修了生のみなさん。恩師の岡本先生と教室で記念撮影。
ロボットに興味をもったのは、記憶にないほど小さい時です。ぼんやり覚えているのは、「全国高等専門学校ロボットコンテスト」をテーマにした映画を見たこと。映画自体もおもしろく、夢に向かってひたむきに努力を続ける高校生の姿は今も印象に残っています。
4月から国立明石工業高等専門学校の電気情報工学科に進学します。オープンキャンパスで学校の雰囲気を見た時、「この学校なら、小さい時に映画で見たような仲間たちと出会えるかもしれない」と思いました。長所を伸ばし合い、短所を補い合えるような仲間と出会えることを、今からとても楽しみにしています。
電気情報工学科を選んだのは、ロボティクスプロフェッサーコースがきっかけかもしれません。ロボプロを通して、ハードウェアより中身にあたるソフトウェアを作る方が向いているのではないかと感じたのです。進学後はAIについても学んでみたい。将来的には、人の能力を拡張・補助するような、人の役に立つロボットを作ることができたらと考えています。
他の修了生のインタビュー
今後もインタビューを続々追加予定ですのでお楽しみに!
子どもたちのアイデアは無限大!
ヒューマンアカデミージュニアのロボット教室では、特に優れた作品を教材として取り入れながら、継続的なカリキュラムのアップデートを続けてきました。来年にはお子さまのアイデアが、全国の子どもたちの教材になるかもしれません。
お近くの教室で体験できます
体験授業用の教材でロボット作りに挑戦していただきます。
また、保護者向けの説明会も行います。