「人を助けるロボットを作りたい!」
幼い頃から芽生えた
ロボットエンジニアへの夢
ロボットエンジニアを目指すきっかけは、
福島第一原発に投入されたロボット
ロボット教室に通い始めたのは小学3年生の時です。テレビで福島第一原発に投入されたロボットの特集を見て、「人を助けるためのロボットを作りたい!」とロボットエンジニアを志すようになりました。ロボティクスプロフェッサーコースは、日本を代表するロボット研究開発者の古田貴之先生が監修されています。古田先生こそが、福島第一原発に投入されたロボットを開発された僕の憧れの方。憧れの方が監修されたコースを受講してみたいと思い、三田市役所前教室から中学生になったタイミングで、川西駅前教室のロボプロに通い始めました。
姿勢を検出してバランスをとって走る『倒立振子ロボット』の製作が特に楽しかったです。精巧に作れば作るほどよく動く。試行錯誤を経て自分の理想的な状態にたどりつけた時の達成感が、ものづくりの醍醐味だと思います。
ロボット教室で学んだことを、
今度は“教える”立場に!
取材のために集まってくれた修了生のみなさん。恩師の岡本先生と教室で記念撮影。
岡本先生は、僕の力が伸びるように指導してくださいました。上手くいかない時にプログラムを見てくださってご指摘をいただくこともありましたが、基本的には先生が少しだけヒントを与えて自分で考えさせるスタンス。答えをすべて教えてしまうのではなく、自分で考える余白を残してくださいます。おかげで、課題解決能力を身につけられたと思います。
現在は、先生のお手伝いとしてロボット教室の子どもたちに指導もしています。先生の指導法を意識して教えているのですが、どの程度までヒントを与えるかが悩ましいところ。生徒さんの年齢やレベルが一人ひとり違うので、どう伝えたらわかりやすいか言葉選びには気をつけています。ロボット教室で学ぶだけでなく実際に教えるという貴重な経験ができ、僕にとっても大きな糧となりました。
早くから将来を考えていたからこそ掴めた、第一志望合格!
4月から神戸市立工業高等専門学校の機械工学科に進学します。具体的に進学先を考え始めたのは中学1年生の時。両親から「高専」という専門技術者を養成する学校があることを教えてもらい、3つの高専を見学しました。神戸高専は機械工学科にロボティクスデザインコースが新設され、ロボットについてさらに専門的に学べると考え進学を決めました。無事に第一志望に合格できたのは、ロボットエンジニアという目指す方向が決まっていて、早くから受験勉強に着手できたからだと思います。
今後は、誰かの助けになるロボットを開発できるロボットエンジニアを目指し、ロボット教室で学んだことを糧としながら、神戸高専でも懸命に勉強していきたいと思います。
他の修了生のインタビュー
今後もインタビューを続々追加予定ですのでお楽しみに!
子どもたちのアイデアは無限大!
ヒューマンアカデミージュニアのロボット教室では、特に優れた作品を教材として取り入れながら、継続的なカリキュラムのアップデートを続けてきました。来年にはお子さまのアイデアが、全国の子どもたちの教材になるかもしれません。
お近くの教室で体験できます
体験授業用の教材でロボット作りに挑戦していただきます。
また、保護者向けの説明会も行います。