生徒として講師として成長し
ロボット工学の道を目指す
小学校4年生のとき、家に折り込みチラシが届き、両親の勧めもあってヒューマンアカデミージュニアロボット教室に通い始めました。ベーシック、ミドル、アドバンスを修了し、そのままロボティクスプロフェッサーコース(以下、ロボプロ)にも進級しました。現在は、東京工業高等専門学校(以下、東京高専)に通いながら、南大沢教室でロボプロの講師をしています。
ロボット教室に通い始めて最初のころ、自分でつくったものが動くことに魅力を感じてどんどんハマっていきました。印象に残っているのが、車の形をした「ステアリングカー」というロボットで、実際の車と同じように、ハンドルをきると前輪が動くという構造をしており、単純に楽しいだけではなく現実に即しているんだと実感して、より興味が深まりました。
ロボット工学への学びをより深める
現在はロボプロ講師としても活躍
私は今、東京高専の4年生になるのですが、高専生になってから「これ、ロボプロで習ったな」と思うことが多々あります。中学生で、すでに高度なレベルを学んでいたのだと思います。
当時は難しいと感じることもありましたが、そのぶん達成感が大きく、中学3年生の受験シーズンでは、ロボプロが唯一の息抜きでした。ロボプロがきっかけで、将来的にロボット工学に関わりたいと思うようになり、東京高専を選んだという経緯もあります。
そして現在は、ハードウエアなどの企業開発に携わりたいと思うようになりました。企業見学に行ったり、チームをつくり短期間で開発する「ハッカソン」と呼ばれる活動に積極的に参加したりしています。
こうした、受験やさまざまなシーンで役立ってきた「応用する力」は、確実にロボプロで鍛えられたと思います。入試などで問題を解くときにも、学力の根幹となる力を培ったと実感しています。
「考える力」と「失敗する力」
恩師である中村先生と
ロボプロの講師になったきっかけは、高専生になって、当時の先生からお誘いいただいたからです。つい先日、初めて3年間通して教えた生徒が、ロボプロを卒業したのですが、成長して卒業していく姿を見て感慨深く感じるとともに、自分も生徒と一緒に成長してきたんだな、と思いました。
ヒューマンアカデミージュニアロボット教室は、さまざまな力が身につきますが、生徒として、そして講師として特に思うのは「考える力」が身につくということです。何か難しい分野を理解するときや、自分の基礎力を発展させるときにも、考える力が必要だと思います。
また、大げさですが「失敗する力」も身につくと思います。トライ&エラーの精神や、失敗から何かを学ぶことも、私は失敗する力だと思っています。なかなかそういう場は少ないと思っていて、テストでは失敗すると点数がひかれてしまいますけど、ロボットはつくりながら学べることが多くあり、そのプロセスはとても重要なことだと思います。
他の修了生のインタビュー
今後もインタビューを続々追加予定ですのでお楽しみに!
子どもたちのアイデアは無限大!
ヒューマンアカデミージュニアのロボット教室では、特に優れた作品を教材として取り入れながら、継続的なカリキュラムのアップデートを続けてきました。来年にはお子さまのアイデアが、全国の子どもたちの教材になるかもしれません。
お近くの教室で体験できます
体験授業用の教材でロボット作りに挑戦していただきます。
また、保護者向けの説明会も行います。