【小学生】リビング学習はいつまでする?親子で確認したい学習スタイル|こども教育総合研究所
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【小学生】リビング学習はいつまでする?親子で確認したい学習スタイル

2021/12/09

ご家庭でリビング学習を実践しているかた、これからやってみようというかた必見!毎日の家庭学習を進める上で気になる「リビング学習はいつまでやって大丈夫?」にお答えします。おうち時間が増えた今だからこそ、親子でお子さまの学習スタイルを見直してみませんか?

そもそもリビング学習とは?

リビング学習とは、子どもが自室で勉強するのではなく、リビングやダイニングなど家族の共有スペースを学習場所にする勉強スタイルのことをいいます。家庭学習といえば、お子さまが子ども部屋の勉強机で黙々と学校の宿題に取り組む姿が定番かもしれませんが、近年は、家族と一緒の空間で勉強するお子さまも増えてきていると言われています。

リビング学習は、教育雑誌などを中心に「難関大に合格する子はリビング学習をしていた」という説が広まったことをきっかけに、多くの家庭でも取り入れられるようになったといわれています。実際に、東大生の8割がリビング学習を行っていたという調査もあり(注1)、リビング学習には一定の効果が期待されています。

リビング学習のメリット・注意点

リビング学習には3つのメリットがあるといわれています。

1.集中力が養える

リビングは子ども部屋と違って家族が集まる空間で、適度な雑音がある環境のため、自然に集中力を養うことができます。周りの音や家族が過ごす様子に左右されず目の前のことに集中できるようになると、大勢の人がいて気が散りやすい環境で集中したいときに役立ちます。普段から多少の音がある環境に慣れていれば、試験中に周りの子たちの鉛筆の音や紙をめくる音が聞こえたとしても、集中力が途切れることなくいつも通り力を発揮できるでしょう。

2.勉強を習慣化しやすい

ゲームをしたりテレビを見たりして楽しい時間を過ごしていると、もっと遊びたくなってしまい、なかなか勉強に手がつきにくいお子さまも多いのではないでしょうか?お子さまに勉強してほしいあまり、子ども部屋で勉強するように促すこともあるかもしれませんが、無理に移動させるとかえって逆効果になることもあります。リビング学習の場合、遊んだ後の楽しい時間と空間を味わいつつその場で勉強モードに少しずつ気持ちを切り替えられるので、勉強に手が付きやすく習慣化にもつながります。

3.親子のコミュニケーションがとりやすい

リビングは、家族みんなが集うスペースなので、いつでも家族間のコミュニケーションがとりやすくなります。お子さまが学習を進める中でちょっとした疑問点が生まれたときは、すぐに保護者に質問できるというのもメリットです。また、子供部屋での学習とは異なり、保護者自身がお子さまの勉強の取り組み方や態度を把握することもできます。

一方で、リビング学習をするときに、注意しておきたいポイントもあります。

1.気持ちの切り替えが難しい

リビング学習では「勉強する空間」とテレビを見たり家族で団らんしたりする「くつろぐスペース」が同じ空間にあるため、小さなお子さまだと「勉強モード」と「リラックスモード」のオンオフの切り替えが難しくなることもあるので注意が必要です。お子さまがなかなか机に向かえないときは、テレビの音量を下げたり(あるいはオフ)、まわりのモノを片づけたりして、保護者が学習しやすい雰囲気づくりをすることも大切です。

2.干渉し過ぎてしまう

お子さまの学習を見守る保護者の立場から見れば、お子さまが正しく問題を解けているのか、集中できているのか気になってしまいがちですよね。しかし、保護者が必要以上に声かけをしてしまうことでお子さまの気が散ってしまい、やる気が下がってしまうこともあります。おやつ休憩のときや、一科目の宿題が終わったとき、など声をかけるタイミングやバランスには注意しましょう。

リビング学習はいつまで続ける?

リビング学習は、あくまでお子さま主体で進めるものなので、お子さまが「リビングでは勉強したくない」という場合は、子供部屋での学習をすすめましょう。逆に、お子さまが中・高校生になったとしても、リビングで勉強したいという意思がある場合は、無理に止める必要はありません。お子さまが集中しやすい場所で自由に学習できるようにすることが大切で、時には教科ごと、年齢が上がるにつれて場所を変える必要があるかもしれません。参考までに、リビング学習を行う目安をご紹介します。ご家庭でリビング学習の進め方をお子さまと話し合うのもいいですね。

・小学生低学年ごろ:リビング学習がオススメ

学校の宿題や日々の予習・復習を習慣づけたいとき、リビング学習は最適です。リビングだと、家族のいる安心感が得られるので、リラックスしながら学習することができます。

・小学生高学年ごろ:リビング・子供部屋どちらもオススメ

少しずつ学校で習う内容も難しくなってくる小学校高学年以降は、目的に合わせて柔軟に場所を変えることがオススメです。たとえば、じっくり勉強に向き合う必要があるときは子供部屋を、宿題などのルーティン学習はリビング、のように使い分けることで集中力も持続しやすくなります。

「リモロボ」は、リビング学習にもおすすめ!

ヒューマンアカデミーのオンラインロボット教室「リモロボ」は自宅で受けられるので、リビング学習を始めたばかりの方やこれから取り入れてみようという方にもオススメの習い事です。

「リモロボ」は単元ごとに分けられた短い授業動画と手元の教科書を見ながら、お子さま自身でロボットを組み立てていく学習スタイルです。動画にはお子さまが夢中になる仕組みの説明やクイズも盛り込まれているため、リビングでも集中力が散漫になることなく、楽しみながら学ぶことができます。

また、完成したロボットの写真や動画を提出すると、担当の先生からフィードバックが届きます。黙々と作業を続けるだけではなく、リビングにいる保護者に、自分でできた所や先生から褒めてもらえた所を共有しながら進められるのでやる気アップにもつながります。

「リモロボ」は、無料で体験授業も行っているので、試しに参加してみてはいかがでしょうか。無料体験授業のお申し込みはこちらをご覧ください。


今回は、リビング学習のメリットや注意点とリビング学習を行う期間の目安をご紹介しました。お子さまがのびのびと学習に取り組めるように、柔軟にリビング学習を取り入れていけるといいですね。


(注1)瀧 靖之,2017『東大脳の育て方』主婦の友社.

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