ロボット教室で自信をつけ、
大きなものづくりの夢へ挑戦
ロボット教室と出会ったのは、小学4年生の6月頃です。下関に教室が出来て最初の生徒だったそうです。私は昔からものづくり的な遊びが好きだったようで、テレビよりもブロック、サッカーよりも砂場で穴掘り、ゲームよりも段ボールを使った工作、という感じです。
母がロボット教室開設のチラシを手にして、「月謝は高いけど家から近いし面白そうじゃない」と通わせてくれることになりました。
自分で作ったロボットが
動く楽しさに夢中に
ロボット教室在籍時の前田さん(左)
ロボットに興味があったり、エンジニアになりたい!という思いがあったわけではなく、「ロボット?え?作れるの?」というイメージでしたが、通い始めてからは「自分で作ったものが動く!これは楽しいぞ!」と、どんどん夢中になっていきました。今までの習い事と違って辞めたいとも思いませんでした。先生との相性も良かったのか、毎回楽しみに通っていました。
学んだことは物事に取り組む姿勢
課題のロボットが完成した時は言うまでもなく嬉しかったです。しかしうまく動かずに、その原因が何なのかわからず苦労することもよくありました。でも、先生と試行錯誤を繰り返しながら考え、自宅でも何度も組み立て直したりしながら解決した時には大きな達成感があり、小学生ながら「難しいものに取り組むのもなかなか楽しいな」と思っていました。テキストのロボットを作り終えたら最後の回は自分で自由に加工をする、という時間がありましたが、それが楽しみでもありました。
ロボットを作り上げた時の達成感、コンテストを通して人と競い合うことのプレッシャーなど、学校では学ぶことのできないことをたくさん経験することで、友達とは違うことを自分は勉強しているという自信をもちました。
全国大会の経験が可能性を広げる
大阪大学入学式の前田(左)さんとお父様(右)
ロボット教室のおかげか、理系の仕事、特にものづくりへの進路希望が固まりましたが、もっと規模の大きいものの製造をしたい!という思いもあり、建築等への興味が出てきました。私が現在通う大阪大学工学部地球総合工学科は、建築・土木、海洋開発や造船などの魅力的なものづくり分野の分属を大学二年次に行っており、大学受験時に決められなかった専攻科目を勉強しながら決められるので、自分には向いているかもと進学先に決めました。今は基礎科目として数学や物理を主に学んでいます。
ロボット教室に通っていた時、第1回と第2回の全国大会に出場しました。京都大学や東京大学という有名大学の構内に足を踏み入れて大会に参加したことは貴重な経験ですし、大会本番では失敗や奇跡が重なり3位に入賞、高橋先生とのツーショット写真を撮れたことで自分に自信が持てたと思います。そしてこの時ついた自信と経験が大阪大学に現役合格という「再びの奇跡」につながったのは間違いないと思います。
他の修了生のインタビュー
今後もインタビューを続々追加予定ですのでお楽しみに!
子どもたちのアイデアは無限大!
ヒューマンアカデミーのロボット教室では、特に優れた作品を教材として取り入れながら、継続的なカリキュラムのアップデートを続けてきました。来年にはお子さまのアイデアが、全国の子どもたちの教材になるかもしれません。
お近くの教室で体験できます
体験授業用の教材でロボット作りに挑戦していただきます。
また、保護者向けの説明会も行います。