宇宙
器の中の小さな地球


材料

- 深さのある丸い皿(1枚、ボウルでもOK)
- 牛乳 (皿に深さ1cm程度入る量)
- 青や緑の食用色素
※あらかじめ少量の水で溶いておく - 台所洗剤 (少量)
- つまようじ(または綿棒)
実験の手順
STEP 1
皿に牛乳を深さ1㎝程度いれる
STEP 2
食用色素を水で溶かしたものを数滴入れる
STEP 3
つまようじの後ろ側(または綿棒)に台所洗剤をつける
STEP 4
台所洗剤がついたつまようじで、牛乳の表面をそっとさわる
「牛乳の表面は、どのようになるかな?」
※②~④を何度か繰り返してみよう
「牛乳の表面は、どのようになるかな?」
※②~④を何度か繰り返してみよう

解説「どうして、こうなったの?」
食用色素が広がるのは・・・?
液体には「表面張力」といってできるだけ表面を小さくしようとする性質があります。例えば、コップのふちぎりぎりまで水を入れても、表面が盛りあがるだけですぐにこぼれないのは、この表面張力がはたらいているからです。一方、台所洗剤にはこの表面張力を弱める性質である界面活性剤が使われています。
牛乳の表面には食用色素が浮いていましたが、台所洗剤をつけることによって牛乳の表面張力が弱まり、食用色素が外側に押しやられたというわけです。
さらにすすんで
- 牛乳の種類を変えてみよう
低脂肪乳やアーモンドミルクなど、液体を変えてみるとどうなるかな? - 食用色素を変えてみよう
食用色素の色を増やしてみたり違う色を使ってみたりすると、模様はどうなるかな?


お皿にできた色合いは、まるで小さな地球のようだね。