磁石
一円玉が磁石に変身!?
材料
- 一円玉 (3~5枚程度)
- 下敷き (1枚、透明なものがおすすめ)
-
ネオジム磁石 (1~2枚、100円ショップなどで売っているものでOK)
※お子さんが磁石を使う時は、かならず大人の方が付き添い、誤飲などが起こらないようにしてください。
※ネオジム磁石は磁力が強いため、指を挟まないように十分お気をつけください。
※薄い形の場合は、あらかじめ何枚か重ねておくなど、お子さんが持ちやすい形にしておくと安心です。
実験の手順
STEP 1
一円玉にネオジム磁石を近づける
「磁石はくっつくかな? それとも、くっつかない?」
(※ここでは、ネオジム磁石に一円玉がくっつかないことを確かめます)
「磁石はくっつくかな? それとも、くっつかない?」
(※ここでは、ネオジム磁石に一円玉がくっつかないことを確かめます)
STEP 2
下敷きの上に一円玉をバラバラにおく
STEP 3
下敷きを持ち上げて、ネオジム磁石を下敷きの下からピタッとくっつける
STEP 4
くっつけたまま、ネオジム磁石を素早く動かす
「一円玉は、どうなる?」
「一円玉は、どうなる?」
<実験のポイント>
・ネオジム磁石は「素早く」動かそう。
・ネオジム磁石を動かすときは、下敷きから離さないようにピタッとつけたままやろう。
解説「どうして、こうなったの?」
これは「電磁誘導」という現象です。一円玉の素材はアルミニウム、本来は磁石にはくっつかないものです。しかし、近くで強力な磁石を素早く動かすと、一円玉に電流が流れ、一時的に磁石の力が生まれるのです。そして磁石の力をもった1円玉は、下敷きの下で動く磁石に反応して動く、というわけです。
磁石といえば、S極やN極が気になりますね。この実験の場合は、S極側で作られた磁石はS極に、N極側で作られた磁石はN極の磁力を帯びます。
さらにすすんで
- 一円玉以外に、十円玉や百円玉ではどうなるかな? やってみよう。
- 磁石の数を増やしたら、動き方は変わるかな?
- 一円玉にイラストを描いた紙を貼り付けたり下敷きを色付きのものに変えたりして、手品みたいに楽しもう。