空気

空気の力で、飲めないペットボトル!?

シャボン玉

材料

  1. ペットボトル (500mL程度のもの、ふたつき)
  2. コンパスまたは画びょうなど穴をあけられるもの
  3. 水 (400~500mL)
    ※食用色素などで色をつけておくと分かりやすい)
  4. ボウルやトレーなど
    ※こぼれた時のために、その容器の中で実験をする

実験の手順

STEP 1
ペットボトルの底に、10か所ほど穴をあける
※コンパスや画びょうを使う時は、大人の人と一緒にやろう。
STEP 2
色をつけた水を、ペットボトルの8分目ほどまで入れる
※水をボトルに入れているときは、ペットボトルの下から水が
こぼれる。ボウルなどの容器の上で実験しよう。
STEP 3
ペットボトルにふたをして、持ち上げる
「ペットボトルの中の水は、どうなる?」
STEP 4
持ち上げたまま、ペットボトルのふたを開ける
「ペットボトルの中の水は、どうなる?」

解説「どうして、こうなったの?」

穴があいているはずなのに、ふたを閉めると水が流れない…!?
なんとも不思議なこの実験は、空気の力が関係しています。この地球上のものには、すべて空気の力(圧力)がかかっています。ペットボトルのふたを閉めると、水が落ちようとする力よりも、下からかかる空気の力が大きくなります。この空気の力によって、水が穴から流れずに保たれています。ふたを開けると、上からも空気の力が加わり、水が流れでた、というわけです。

さらにすすんで

  • 穴をあける場所を横や上などに変えてみたら、水の流れ方に違いはでるかな?
  • 穴の大きさを変えてみると、水は流れるのかな? 穴の大きさを少しずつ変えて実験をしてみよう!
  • ペットボトルの中の水の量を変えてみると、どうなるかな?
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