食塩

塩でくっつく? 
氷と塩で、くっつきマジック

塩がタコ糸と氷を
くっつける!?
どんな仕組みなのか
実験してみよう!

材料

  1. 氷(2こ)
  2. 塩(ひとつまみ)
  3. タコ糸(2本)

実験の手順

STEP 1
お皿に氷を1つずつのせる
STEP 2
両方の氷にタコ糸をたらす
STEP 3
片方の氷はそのまま、もう片方の氷にはタコ糸をたらした上から塩をひとつまみかける
STEP 4
1分ほど待つ
STEP 5
両方のタコ糸をそーっと持ち上げる
「塩をかけた方の氷は、タコ糸にくっついた!」

解説「どうして、こうなったの?」

通常氷はゆっくりと溶け、溶けていくときにまわりの熱をうばいます。
しかし塩をかけると氷は早く溶けてしまうため、急激に温度が下がります。
この時、0度以下になるともいわれています。
つまり、塩をかけた方は【塩をかけて氷が早く溶ける→急激に温度が下がる→タコ糸にしみ込んだ水が凍る】ことによって、タコ糸が氷にくっついたというわけです。

さらにすすんで

  • 塩の量を変えてみたら、結果に違いはでるかな? (塩を増やす、または減らす)
  • 塩以外の調味料でもできるかな? (砂糖や小麦粉、塩分のある醤油など)
  • タコ糸をつけずに、普通の氷と塩をかけた氷の解け方を観察してみよう

実験のヒント

塩をかけてもくっつかなかったときは

  • タコ糸がしっかり氷と接しているか、確認しよう
  • タコ糸を強く氷に押し付けよう
  • 持ち上げる時に、ゆっくり持ち上げてみよう
  • タコ糸ではなく、氷の方を持ち上げてみよう
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