お役立ち資料
ロボット教室ロボプロ
「“自分がやりたい”と思うから、頑張ろうという気持ちがわいてくる!」
六会駅前教室(神奈川県)
伊藤 均恒 さま
ご経歴について教えてください

はじめは建築関係のサラリーマンをした後、妻の実家の眼鏡屋さんで、7年間店長をやっておりました。その後、今から20年前にフランチャイズの学習塾を始めました。しかし、塾の運営をしているなかで色々と自分の中でやりたい方針が出てきた為、フランチャイズの学習塾をやめて、「個別と自立学習」をメインにした『エデュース』という新たな塾を立ち上げました。

ロボプロを導入された経緯について教えてください

自塾のホームページを作ろうと考えていた時に、たまたま近隣のロボット教室のサイトを見かけたんです。それで「“ロボット教室”って面白そうだな……」と興味をもったのが、ヒューマンさんを知ったきっかけ。そこから問い合わせをして、ロボット教室を始めました。教室では、私も学生講師と一緒に教えています。講師は大学生が多いので、一緒に楽しくワイワイやっております。ロボット教室をやっていて、「ロボプロ」があるのは分かっていたのですが、高嶺の花だと感じていました。
>その理由は、ロボット教室は自分が教えることが出来るけれど、ロボプロを教えるほどの知識がない、プログラムは組めないから不安でした。なので「ちょっと難しくて出来ないかな……」と思っていたんです。

そんな時、年長さんでロボット教室に入った子が、小学校6年生の段階でロボット教室のコースを全部終えてしまいました。「あと〇か月で終わりだよ。卒業だね。」って話をした時に、「えっ、終わりなの?」っていう返事がきたんです。それで、本人がお母さんに直訴したんでしょうね。「何とかしてくれ」と(笑)。それでお母さんにも「ロボプロをやりますか?」って聞いたんですよ。そうしたら即答で「開講してください」と(笑)。
>自分では指導できないので、先生は外部で募集したところ、3人の方から応募がありました。その中の1人の50代の方が、プログラマーなんですけれど、たまたま今、仕事を休んでいる状態で「やってみたい」という話がでたんです。なので、まずはその方に講師を決め「“ロボプロ”をやってみよう!」ということで開講。もともと「やりたい!」と言った先ほどの生徒と、あとひとつ上の子に声掛けをしたら「僕もやりたい!」という話になり、最初は2人でスタートしました。

さらにその後、通常の塾の講師として応募してきた大学生が「ロボット教室やロボプロの指導をやりたい」と言ってくれました。その大学生は、出身の愛知県で小学校2年生~5年生までヒューマンアカデミーのロボット教室に、6年生〜中学2年生までは、ロボプロにも通っていた“卒業生”だったんです。こうして、プログラマーの方と“ロボプロを卒業した生徒”の2名が、先生として入ってくれたので、教室運営の形としてはすごくよかったと感じています。
ロボプロは本格的なカリキュラムなので、一つの作業に苦戦することもあるのですが、生徒は目をキラキラと輝かせてやっていますね。

楽しそうにしていた授業、課題に取り組む様子などを教えてください

一番楽しかったのは、オムニホイールロボット。タイヤが3つ付いていて、コントローラーで変幻自在に動くというものですね。たまたまそのクラスには、同じ学年で4人の生徒さんがいたんです。なので、教室の机をはじに動かして、サッカー場を作りました(笑)。ブロックでゴールを作って、2対2で試合をしたんです。コントローラーを使ってロボットでボールを蹴ったりできるので、小さいボールを100円均一で買ってきて、本格的にサッカーをやりました。先生も2人加わって、6人で大騒ぎでやりましたね。

当教室では小学校5年生の子もロボプロに通っています。とてもロボットが好きな子なので、プログラミングにも関心をもって取り組んでいます。でも、ロボットを組み立てるのがすごく大変なんですよ。他の生徒は中学生もいるので、どうしても製作が遅れてしまうことがある。それで“しょぼんとして”帰って行ってしまうことがありました。その後、お母さんから「うちの子、大丈夫ですかね?」と心配されて、電話がかかってきたことがあります。どうやら、家の別の部屋で泣いていたらしいんですよ。当人はそれほど悔しかったんでしょうね。

それに対して、「5年生で優秀なので授業にはついていけています。ただ、年齢的に力がないっていうのもあり、それでちょっと組み立てに四苦八苦していますね」といった話をお伝えしました。そうしたら家で“自力で作って追いついてくれる”ようになったんです。教室で作りきれないものを「何とか間に合わせよう!」と思い、持って帰って家でやってくれているんです。そういった“気持ちが芽生える”のが、教室の良いところであり、学ぶことに対して受け身ではなく、“自分がやりたいと思うから”頑張ろう!という気持ちが出てくるのだと思います。
>教室としては、やはり基本的には「自立学習」なので、あまり手を出さないようにしています。ロボット教室のほうでも、小さい子が製作している時に手を出すと、「自分でやるから!」みたいな反応も出てくるんですよね。こちらもはがゆいところもありますが、“出来るだけ手は出さない”。「自力で何とか頑張ってもらおう」というのが方針です。

保護者様の反応について教えてください

ロボプロの生徒は小学5年生〜中学2年生。通常のロボット教室から上がってきている子ばっかりです。少なからずもう4、5年は通っていて、教室に馴染んでいる子なので、「子供のやりたいようにやらせてあげたい」という親御さんが多いと感じています。長く通ってくれるということは、“信頼感を持ってもらえている”証拠だと思う。ロボプロに入った時には、すでに親御さんとの信頼関係ができているので「お任せします」という状況ですね。

ロボプロを始めて良かったと思うことがあれば教えてください

やっぱり長く付き合っていると、「この教室に通い続けたい」って言ってくれる子が出てくることですね。ロボプロは開講3年目ですが、その3年目の子というのは、年長さんの時、ロボット教室に入ってきた生徒なんです。入会したばかりの時は、教室の回転椅子に腹ばいになってグルグルグルグル回っていました(笑)。でもその子が「ロボプロやりたい!」って最初に言ってくれた生徒なんです。「よくここまで伸びてきたな、こういう子だったんだ……」という感慨深い気持ちがあります。そうした成長を見られるのも嬉しいことですね。

教室として今後のビジョン、目標があれば教えてください

生徒は年長さんから、先生は60歳ぐらいまで、いろんな世代の個性をもった人達が“集える場所”にしていきたいですね。小学1年生からロボット教室に在籍していた生徒が中学に入り、ロボプロへ進級と同時に、塾にも入塾しました。その時点で何の違和感もなく塾の授業に溶け込み、講師ともお互い気楽に話せる関係がすぐにできました。
>もっと多くの人と周りも巻き込んで「この教室なら、なんでも話せるんだ!」っていう雰囲気がある場所にしたい。そういった輪をもっと広げて、“家族のように”みんなが集える教室にしたいですね。

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