大学卒業後、最初に金融機関で働いていました。効率よく残業しないように工夫して仕事をしていたのですが、いただける給料は固定給なので一定。そこに少しやりがいを見出せないことがあったんです。そこで仕事をしながらPCスクールに通い、勉強して転職したんですね。それからWeb制作会社でWebデザイナーとして仕事をしました。その後、ライフイベント（結婚・出産）があり、「これから何の仕事をしようかな？」と考えた時に、女性が再就職することの難しさに直面したんです。
また仕事をしていく中で、組織の中にいるとすごく安心感と安定感があるのですが、「自分がこうしたい！」という意見を通していくのが難しいと感じていました。なので、「いつか起業をしたい！」という思いが強くなっていったんです。

でも、漠然と起業と言っても経営の知識がなかったので、FC（フランチャイズ）で経営していこうと決め、FCショーに参加して色んな企業との話を聞いていく中で、ヒューマンアカデミーと出会ったんです。その時初めて“こどもプログラミング”という存在を知ったのですが、「こんなに素敵な仕事があるんだ……」と、最初はビックリしました。私自身、子育てをしていたのですが「自分の子どもにも習わせたい！」と思い、話を聞いていくうちに「自分がこの仕事で色々な子どもたちにプログラミングを教えて、その子どもたちが将来育っていくという姿をイメージしていくようになった」それでFCの導入にいたりました。

プログラミングの教室をいくつか見ていく中で、ヒューマンアカデミーの担当の方みなさんの人柄が良かったのが、導入の一番の理由ですね。今でもそうなのですが、ビジネスをしていくと、いくつかの選択肢から決断をせまられる時があります。その時に「この人と仕事をしたい！ この人とビジネスがしたい！」という、インスピレーションや自分の中の想いがすごく大切だなと感じているんです。みなさんの人柄がよく、それが会社の安心感につながっている。そういった点は、通っていただける保護者の方々も心配するところ。“安心して長くしっかりと学べる”環境・組織なんだよ、というのがヒューマンアカデミーの良さだと感じましたので、導入すると決めました。

プログラミングの教材とカリキュラムがしっかりしているのが良いと思いましたね。他社さんは、学習塾の中の1つのコンテンツとしてプログラミングをやっているところが多かった。その点ヒューマンアカデミーは、こどもプログラミングに力を入れている。「授業進行がしやすい内容であること、しかも確かな実績があるところがすごく良いな」と感じたので選びました。

プログラミングの世界って、数値では測れないし形が見えないので、成長を測るのがすごく難しい世界だと思うんです。ただ一人ひとりの指導をしていくと、「質問してくる内容のレベルが進化しているな」と感じます。あと、成長してくると質問をしなくなるんですよ。「自分たちで解決したい！」という気持ちが生徒に芽生えるので、「先生ちょっと口をはさまないで」という感じになってきます（笑）。ここが上手くいかないといった時に、「どれどれ」と言って友達同士で話し合って、“みんなで問題を解決しようとする力”が育っている。それが「本当に成長をしてくれているな……」と感じる瞬間ですね。

お迎えに来ていただいた時、必ず保護者の方一人ひとりに「今日はこんなことに取り組んで、こんな様子でしたよ」と一言必ずお伝えします。そうするとお家で楽しそうに「今日こんなことやったよ！　このプログラミングはこういうことが出来るんだよ！」と子どもたちが保護者の方に言ってくれるようです。それはすごく嬉しいことですね。
“習ったことをアウトプットする”と、学んだことが定着すると考えています。そのため、「習ったことを話してね」と子どもたちに投げかけることを、教室の方針として取り入れています。

90分の授業をしているのですが、「もう終わりの時間なの？」と生徒が言ってくれると、授業がすごく楽しかったんだなと嬉しく感じます。また、“生徒が新しい生徒を呼んできてくれる”という、紹介の流れが今出来上がっている。色々なご事情でやむを得ず退会されてしまった方からの紹介や、口コミで来ていただくことも増えてきました。そういった嬉しい経験があると、地域貢献を感じるのですごくやりがいにつながりますね。

最近知り合いの事業者の方から、「ヒューマンアカデミーのフランチャイズってどうなの？」と聞かれたりするので、ご紹介をしたりします。やはり知っている人がやっていれば内情を聞けると思うのですが、なかなかそうじゃないケースも多いのが現状。なので、もし「どんな感じか知りたい！」ことがありましたら、ヒューマンの担当の方を通じて、ウチの教室でよければいつでも見学にきていただいて大丈夫ですし、話すこともできます。

やはりこれからの時代は特に、“プログラミング”は絶対に必要な考え方になってきます。今後の社会を担っていく子どもたちの未来を、一緒に支えていけたらいいなと考えて、今日も生徒と楽しく真剣に向き合っています。