大学卒業後に教育現場で働き、結婚・子育てをしながら教室運営を始め、16年目となります。教育現場にたずさわってから数えると、もう30年になります。

メインは、2才前〜年長さんのお子さんの「小学校受験の幼児教室」。また、今はそちらの子どもたちが成長して、中学校3年生までの生徒さんが通っており、中学校受験・高校受験まで指導させていただいております。そのなかで、算数分野・数学分野など様々なことを指導。あとはロボットをはじめ、速読教室もさせていただいております。他にはプライベートレッスンとして、マンツーマンで子どもたちに勉強も教えています。
また少人数対応ですので、子どもの勉強だけではなく、受験時の保護者の方の面接指導、子どもたちの生活に関わる全般を指導しています。子ども一人ひとりの性格なども把握しながら、お子さま・保護者の方とのコミュニケーションを大切にしています。小さいお子さんは特にそうですが、正しい姿勢で座れること・言葉遣いといった、しつけ全般もご指導させていただいております。

ヒューマスは3才〜中学2年生まで、10名の幅広い年齢層の方が来てくださっています。火曜・水曜の夕方、土日の午前中といった4クラスを設けています。他にはロボット教室は開講して10年以上経ちますし、こどもプログラミング教室・英語教室といったヒューマンさんのコンテンツも開講しています。アルバイトの補佐の先生が若干いますが、基本的には私1人で、全ての授業を指導させていただいています。

これからの時代、“さんすうの基礎的な能力”を身につけることが、今まで以上に大事になってくると感じています。ヒューマスの特徴は、「カリキュラムがしっかりしているところ・子どもたちが気軽に始められるところ・タブレットで学んでいく」という点。ですので“楽しんで算数に取り組めるのではないか”と思い、導入を決めました。

まずは子どもたちが楽しんで取り組めることです。それにともなって算数・数学が大好きになる、算数のレベルが上がっていく。そうなることで、保護者の方にも喜んでいただけるという好循環を期待していました。

小学校受験がメインの教室になりますので、受験をされる方が多い。そのなかで、「塾＋ヒューマス」で算数の力を伸ばしていく。もしくは算数の弱いところを補っていく、計算力をつけるという点で、活用いただいていると思っています。タブレットを使うので、子どもたちが楽しんでできること、飽きないでやってもらえているところが良い点です。

ヒューマスと一緒に塾に通っている方、特に小学生の保護者の方からは「算数の成績が上がった」「偏差値が上がってきた」「学校の計算のテストでクラス1番をとって、自信がついてきた」といった声をいただきます。コツコツ地道にやっている生徒のお母さんから、そういった声をいただくのは嬉しいです。当然生徒によりますが、ヒューマスは色で成績が分けられているので、良いものだと見せにきてくれます。一方、はにかみながらあまり感情を出さない子もいますが、ほめてあげると大体の子は喜んでくださる。そういった体験から“やる気が伸びていく”と思っていますので、良い所を見つけてほめるようにしています。
最近の保護者の方は、なかなか「“自分のお子さんをほめる”ということが少ない」ように思うんですね。また、先生から褒めてもらうのと、保護者の方からほめてもらうのでは、感じ方が違うので。やはり先生からほめてもらうと“子どもたちの自信につながる”のだと思います。なので、子どもが喜んでもらえるような「その子に合わせたほめ方」をしています。男の子なんかは照れ臭くてはにかんだりするので、ちょっとした手紙を書いて、帰りにポケットに入れて渡してあげるんです。そうすると直接声をかけられるより恥ずかしくないので、すごく喜びます。

本当の目標を言えば、生徒をもっともっと増やして、教室を大きくしたいところ。ですが、基本的には私一人が見られる範囲で、子どもたち“一人ひとりにあった”ご指導をさせていただきたいです。全ての子どもたちのことをちゃんと把握しながら、教室を細く長く続けていきたいなと考えています。
「自分ができる範囲で、子どもたちが楽しく通って来てくれさえすれば、保護者の方も喜んで子どもの成長を感じてくだされば」、それが一番良いことかなと思っています。