〜サイエンスゲーツを“未来の入り口”にする取り組み〜
伊東 寿治 さま
3社ほど企業に務めたのち、4社目で塾業界、前職は個別指導塾の社員として働いていました。しかし、なかなか生徒さんの成績が上がらないので「もっとたくさん勉強できる塾を作ろう!」と思い、6年前に自分でこの教室を立ち上げました。
子ども向けの教室をするにあたって、4歳の息子と8歳の娘がいるのが、私の強みの1つです。あとこちらは小学生も通っている塾なので、小さいお子さんとの関わり方が少しは分かります。そして一番大きいのは、「私自身が理科を全然知らないこと」。なので「生徒と一緒に知っていこう!」というスタンスで授業をできているのかなと感じています。
普段こちらの教室では「自立型の個別指導塾」を開いています。もちろん質問への対応は私や講師陣がしていますが、“生徒自身で勉強を進める”という授業形態。
また、サイエンスゲーツには、年中さんから小学校5年生まで通っていただいています。兄弟2人で体験会に参加していただいて、一緒にご入会してくださるといった特徴がありますね。2022年12月現在、初級が11名、中級が11名の合計22名。うち8名は塾生兼、サイエンスゲーツの生徒さんです。教室の開催は、塾の定休日にやっていますので、木曜日と土曜日の午前中に2クラスずつ、合計4クラス(初級2クラス・中級2クラス)で開催しています。
授業運営において、本部の方が「“ここを気づかせたい”っていう点」を研修してくださっています。そのポイントを子どもたちから「これってこういうことなんだ!」と言ってくれた時は、すごく嬉しく「いい授業ができているな……」と実感できた瞬間です。
子どもにとっては、まさしく世紀の“新発見”ですよね。それこそが科学実験教室の目指すところだと思いますし、そういった体験をして欲しいなと思っています。
あとは毎回必ず、前回の授業を振り返りするのですが、その時にしっかりと答えてくれるのも嬉しいことですね。子どもたちには「不思議を追い続けられる“スタミナ”」を持って欲しい。きっと理科を突き詰めていく子は、不思議をずっと追いかけ続ける子なんだろうなと感じているので、“そのチカラを伸ばしていきたい”と想い接しています。
6月に開拓担当の方からヒューマンさんのコンテンツをいくつか紹介いただきましたが、その中の1つがサイエンスゲーツでした。娘と息子が小さいので、よく博物館に行くのですが“単発の学びになってしまう”と感じていたんです。そうではなく「月に2回、定期的に実験をしながら考える時間を作れる」というのは魅力的だなと思いました。
あと私自身、塾を6年間やっているのですが「刺激を入れないとな」と感じたのも、導入を決めた理由の1つです。自分が“先生として”商品にならざるを得ないですし、全く経験のない分野なので、“自分自身が磨かれるな”と強く感じました。それが、教室を続けられる「大きなモチベーション」になっていますね。
普段の授業も理科の分野も、不思議を探求していくことも含めて、「こんなに楽しいものなんだ!」というのが、始めて4ヶ月たった素直な感想です(笑)。
当初は「やってみないと分からない」という気持ちもありましたが、あとは自分次第だな、プラスにしかならないと考えました。スタート時に費用面でも加盟しやすいというのも大きなポイントでしたね。やってみたら、テキストのおかげもあり、思っていたより授業がすごく進行しやすい! 私は文系卒ですし、理科の知識はほとんどなかったので不安はありましたが、「不安なくらいがちょうどいいのかな」と考え、開講を決めました。
サイエンスゲーツを「入り口」にさせてもらって、塾の認知を今後広げていけるのではと、すごく期待しています。普段、塾としてはアプローチができない「低年齢の子お子さまがいる地域のご家庭」に、“たくさん知っていただけた”のは、本当に導入して良かったところです。
駅前には大手の塾がある中で、個人の塾が生き残るためには、とにかく「認知」してもらわないと始まりません。サイエンスゲーツの体験会は楽しく終わっているはずなので、いざ塾を選ぶ時の“候補”に入れていただけるんじゃないかなと思っています。
また、初速が大事だと思ったので、まずは既存の塾の生徒さんにもサイエンスゲーツを紹介させていただきました。本部の方からたくさんのアドバイスをいただいているから、今があります。全てに答えられているとは思いませんが、“なるべく忠実に”やったことが、短期間で多くの生徒さんを集められた理由だと思っています。今までは1人で塾をやっていたので、開拓担当の方・SVの方と一丸となって「“一緒に追いかける”のは楽しいことなんだな……」というのを強く実感した4ヶ月でした。
今年の9月に教室を始めて、今12月の第1回目を終えたところです。その5~6回の授業の中で、とくに年中さん・年長さんの生徒は“たくさん成長している”と感じています。理科の学びという点でもそうなのですが、「みんなで進めていこう!」といった良い雰囲気ができている。開講当時はまとまりがなかったクラスが、一丸となって安定してきました。「誰かが話している時は、その人の話を聞こう」といった姿勢、“集団行動の準備”ができてきて、「頼もしくなってきたな……」と感心しています。