【3歳から5歳】子どもにおすすめの習い事は?注意点も紹介
2023/01/30
「子どもに習い事をさせるには何歳からがいいの?」「習い事の種類はたくさんあるけど、どんな成長が期待できるの?「うちの子にはどんな習い事が合っているの?」
これから習い事をはじめようとするタイミングで、このようなお悩みを抱えてしまう方は多くいます。
近年は、0歳から始められる習い事も多くなり、習い事の選択肢は増えていく一方です。それに伴い、幼児期から習い事をする子どもも年々増加しており、小学校入学前の3歳から5歳の時期に習い事をしている子どもの割合は、約半数以上にのぼるともいわれています。
このような中でも、子どもの成長や性格に合った習い事を選ぶために、どのようなことを意識したらよいのでしょうか?今回は、3歳から5歳の子どもにおすすめの4つの習い事を取り上げながら、習い事で得られる成長ポイントや習い事選びの際の注意点を紹介します。
3歳から5歳の子どもにおすすめの習い事
一般的に、3歳から5歳の子どもが取り組んでいることの多い習い事や教室は、水泳(スイミング)教室、英語 / 英会話教室、体操教室、音楽教室(ピアノなど)の4つです。これらの習い事を始めると、どのような能力を身につけることが期待できるのでしょうか?(注1)
水泳(スイミング)教室
水の中に入り浮力や水圧の抵抗を身体に受けることで、全身の筋肉をバランスよく使う力が身に付きます。また、心肺機能の成長にもつながり体力の向上にも期待できます。
さらに、水泳は他のスポーツよりも運動量が多いことで知られており、筋肉量の増加や体温調節機能の向上で免疫力がつくなど、丈夫な体づくりにも貢献します。
水泳教室の多くは、スポーツクラブや市営の体育館などさまざまな所で行っていることが多いため、通いやすいというのもポイントです。
英語/英会話教室
2020年度から小学校でも英語が必須科目になり、英語はこれからの時代で活躍するために必須のスキルとなり始めています。
一般的に、人が言語の認識に最も敏感になるのは、6歳頃までといわれています。この時期に母国語である日本語の他に英語も学び始めることで、日本語はもちろん、英語の語学力を大きく向上させることも期待できます。
近年は、オンラインでの英語/英会話教室も増加しており、教室の待ち時間や移動時間なしで取り組むことができるのも魅力の一つです。
体操教室
体操教室では、マット、跳び箱、鉄棒、縄跳び、トランポリン、平均台などを使って、全身の運動機能をバランスよく高めることができます。バランス感覚や柔軟性を養うことができるので、怪我の予防にも役立ちます。また、適切な筋肉の使い方をすることで、正しい身体の動かし方を学べ、綺麗な姿勢を定着させることにもつながります。
体操教室は、子ども自身が通っている幼稚園・保育園で開催していることも多く、子どもにとっては、先生や周囲の環境に慣れているため無理なく通いやすい習い事です。
スポーツクラブなどが実施する体操教室では、選手養成コースなどもあり、将来の夢が広がる習い事のひとつです。
音楽教室(ピアノなど)
3歳から5歳の時期から音楽にたくさん触れることで、音感やリズム感を育むことができます。中学校の体育ではダンスが必須科目になっていますが、ダンスをはじめとするさまざまなスポーツを行う上で、音感やリズム感は役に立ちます。
また、曲に込められた想いや曲の背景を読み取る想像力、音で想いを表現する力などの創造力も養われます。さらに、音楽教室では、楽器やメロディを覚えて繰り返し練習することで、忍耐力や集中力を手に入れることも期待できます。
(注1)本記事で取り上げた習い事は、厚生労働省が行った習い事の種類の調査から回答数の多かった4つを選定しています。
参考:厚生労働省,2019「21世紀出生児縦断調査(平成22年出生児)」
3歳から5歳の子どもにおすすめの習い事、3つの成長ポイント!
3歳から5歳の時期に習い事をすることで、興味・関心の領域を広げられる、さまざまな子どもとの関わりを持てる、知的能力・運動能力の発達を促せる、といった3つの成長ポイントが期待できます。
1. 興味・関心の領域を広げられる
子どもの可能性は未知数です。習い事をすることで、家や幼稚園・保育園以外の場所でもさまざまな刺激を得ることができたり、たくさんの体験をすることで思いもよらぬ好奇心を育むことができたりします。
例えば、音楽教室でピアノを習ううちに、打楽器や弦楽器など他の楽器や、異なる音楽のジャンルに興味をもち、演奏してみたいと思うようになるかもしれません。
2. さまざまな子どもとの関わりをもてる
習い事では、年齢の同じ子どもの他にも、さまざまな子どもと接する機会が増えます。3歳児と5歳児のように、歳の差はそれほど大きくなくても、ものの感じ方や考えていることはかなり変わるものです。さまざまな子どもと接することで、多様な価値観を知り、コミュニケーション能力を育むことができます。
例えば、水泳教室では多くの場合、能力別のクラス分けになるため、自然と年齢の違う子どもとの関わりをもつことができます。自分の考えていることを上手に友だちに伝えることができるようになれば、自然と他の子どもとも仲良くなることができます。
3. 知的能力・運動能力の発達を促せる
幼児期の子どもの脳や身体は発達段階にあり、物事から学びを吸収する力は非常に高いといわれています。習い事をすることで、知的能力や運動能力が育みやすくなり、これらの能力が刺激され続けることで、小学校入学以降の知的能力や運動能力の向上も期待されます。
例えば、英語教室で、3歳ごろから英語に触れていることで、小学校入学後の英語の授業も苦痛にならず楽しく学び続けることができます。
4歳から5歳の子どもにはロボット教室もおすすめ!
「興味・関心の広げたい」「さまざまな子どもとの関わりをもってほしい」「知的能力や運動能力の発達を促したい」、そんな習い事を探している方におすすめなのが、ヒューマンアカデミーのロボット教室です。ロボット教室では、子ども自身がテキストを読み解きながら手を動かしてロボットを作り上げていき、その過程でさまざまな能力を身につけることができる習い事です。子どもが成長できるポイントがたくさんあり、生涯にわたって必要な力を総合的に伸ばすことができます。
ロボット教室の3つの特長
- 自分で作ったロボットを動かしながら、「もっと早く動かすためには?」など好奇心を育むことができる
- 同年代の子どもたちと教え合いながら、一緒に学びを深めることができる
- 自分の手で実際に動かせるロボットを組み立てながら、論理的思考力、空間認識力を養うことができる
なお、ロボット教室では、4歳から5歳の子どもを対象にした、スモールステップで学びを進められる「プレプライマリーコース」があります。プレプライマリーコースでは、見た目も可愛いロボットが子どもたちのワクワク感を駆り立てながら、楽しさを起点に学びにつなげています。
ロボット教室は、全国1,600以上の教室で無料体験授業や保護者向け説明会も開催しています。一度雰囲気だけ見てみて、習い事として続けられそうかどうか、子どもの反応を見てみるのもいいですね。お近くの教室はこちらをご覧ください。
3歳から5歳の子どもの習い事選びで注意したいこと
習い事を探していると、どの習い事が良いのか、だんだん迷ってきてしまうこともあります。子どもの習い事選びで悩んだときは、次の3つが意識できているかどうかを確認しましょう。
子どもの意思を尊重する
習い事選びを進める上で、第一に子どもの気持ちを重視しましょう。子どもに「挑戦したい!」「やりたい!」という気持ちがあれば、親はその気持ちを尊重しサポートするようにします。
「3歳だからこの習い事はまだ早いのでは? 」などのように、子どもの年齢で習い事の選択肢を絞るのではなく、普段の子どもの行動や性格を鑑みて、子どもが無理なく取り組めそうか、その習い事を続けられそうかを見極めましょう。
先生や教室との相性を確認する
習い事を始めるなら、なるべく長く続ける方が子どもの成長につながります。なぜなら、何かを継続して続けることで一つのことを粘り強く続ける力や、やり遂げる力を身に着けることができるからです。
そのためにも、習い事を始める前に、先生の人柄や教室の雰囲気など、習い事をする際の環境を確認し、不安要素はなくしておきましょう。例えば、先生の人柄を確認する際は、「教室の先生は子どもの性格にマッチしているか?」「子どものやる気や能力を引き出せそうか?」などの点を見ておくとよいでしょう。
家庭や幼稚園 ・保育園とのバランスを考慮する
習い事を始めると、つい「こんな習い事もやった方がいいかな?」とさまざま習い事をやりたくなってしまいがちになります。しかし、一番大切なのは、子どもだけでなく親も笑顔で幸せに毎日過ごせることです。
親子の時間や子どもの時間が確保できていることを前提に、心の余裕を持って習い事ができる状態が望ましいでしょう。習い事の時間帯や教室の場所なども検討しつつ、親にとっても子どもにとっても習い事が負担になりすぎないようなバランスをとり、習い事を検討できるといいですね。
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