人気急上昇のカナダ“親子留学”プログラムとは?
2020/02/25
カナダの海外特派員からお便りが届きました。
カナダ・バンクーバーからは人気上昇中の親子留学の魅力と、実際に現地の語学学校であるInternational House Vancouver (以下、IH バンクーバー校)が提供している5歳から12歳までのお子さまのための特別プログラム【CAP:Children’s Adventure Program (キャップ:チルドレンズアドベンチャープログラム)】について紹介させていただきます。
カナダはどんなところ?
カナダは、アメリカ大陸の北に位置しています。ロシアに次いで世界第2位を誇る国面積を保有しており、日本の総面積と比較すると約26倍もの大きさです。一方で、カナダ全体の人口は約3780万人(2019年カナダ政府調査)と報告されており、広大な土地にも関わらず、日本の人口約1億2613万人(2019年)と比較すると3分の1以下の人々しか暮らしていないことが分かります。国土の広さから、同じカナダ国内でも、西側・中央・東側ではそれぞれに全く異なる特徴を有しています。公用語は英語とフランス語の二か国語で、ケベック州ではフランス語のみが公用語に指定されています。
バンクーバーはどんなところ?
バンクーバーはカナダの西側にあるブリティッシュコロンビア州に属する都市の1つです。カナダ国内の中でも最も気候の穏やかな都市として知られており、冬の寒さは東京と似ているとも言われ、雪もほとんど降ることはありません。
ダウンタウン(都市中心部)には近未来的な高層マンションが立ち並ぶ一方、四方は海や山々に囲まれており、雄大な大自然との結びつきを感じながら生活をすることができます。
雨の多い都市としても知られているバンクーバーですが、夏は全く異なる様相を見せてくれます。湿気も少なく過ごしやすいことに加え、日照時間が長くなることから(22時頃まで日が沈みません)、世界中から多くの人が訪れる観光地でもあります。
バンクーバーに長年住む人達も、「バンクーバーの夏は最高!」と口を揃えて言うほど!
バンクーバー市の人口は約63万人で、世界中からの移住者が多く暮らしているため、このうち約52%は英語ではない言語を第一言語としていると言われています。多様な文化がお互いを尊重し合い、共存している街です。
このため英語学習者に対する理解も深く、異文化に触れあいながら初めての英語学習を行う最適な都市のため、親子留学先として大変人気が高まっています。
親子留学とは?
一般に、保護者とお子さまが一緒に外国へ行き、お子さまだけでなく保護者の方も語学や資格・趣味などの学習を通じて異なる外国文化への理解を深める取り組みを、「親子留学」と呼んでいます。
多様なプログラムが提供されており、1週間の短期滞在から1年などの長期滞在も可能な場合があります。学習方法についても同様に選択の幅が広く、お子さまは現地の保育園・小学校・語学学校プログラムへの参加、保護者は語学学校でキャリアアップに役立つ語学学習、現地大学の授業聴講、料理教室でその国特有の料理を習得するなど、さまざまなことに挑戦できます。お子さまの成長をすぐそばで見守りながら、保護者自身もキャリアアップ・スキルアップに繋がる経験を得られる点が、親子留学の最大の魅力です。
今回は、夏に開講している、親子留学プログラム【CAP:Children’s Adventure Program (キャップ:チルドレンズアドベンチャープログラム)】を詳しく紹介いたします。
チルドレンズアドベンチャープログラム「CAP」について
CAPは、英語のレベルを問わず、5歳から12歳までの全てのお子さまを対象とした、最長6週間のプログラムです。
最大の特徴は、カナダの小学校で実際に実施されている教育手法を授業カリキュラムに導入していることです。「カナダ」、「熱帯雨林」、「宇宙」、「海」など、毎週異なる学びのテーマが設定されており、テーマに沿った学習を通して英語に親しめるように構成されています。
週に2回の課外授業では、有名な観光地でもあるキツラノビーチやスタンレーパークなど、学習テーマに関連する場所へ実際に足を運び理解を深めるとともに、クラスメイト達との交流を行います。お子さまにとって、世界中から来た外国人のお友達を作るとても良い機会となります。
また、お子さまに授業を教える講師たちは全員、カナダの小学校教師資格の保有者で、経験豊富な講師が揃っているため、質の高い授業を受けることができます。
保護者向けの英語学習について
親子留学を検討中の保護者の中には、「子どもたちが授業を受けている間、自分はどうやって英語学習をしたらいいだろう?」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
CAPを提供しているIHバンクーバー校は、英語教育を専門とする語学学校なので、お子さまが学習している間、保護者の方もキャリアアップやスキルアップを目的として、英語の授業を受講することが可能です。
他の国から親子留学中の保護者が同様に英語授業を受講している場合もあり、保護者同士の交流を深めることも出来るかもしれません。親子留学の機会に、カナダで本場の英語を学んでみてはいかがでしょうか?